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序論 草の根民主主義でまっとうな政治をつくろう社会

平和と環境を守る! 小さくともキラリと光る国日本へ!その先の日本を思う 誠心の政治

政治は、机上の空論や詭弁に弄されるものであってはならず、常に現実的で具体的なものでなくてはなりません。

また、政治の主役は国民であり、その声に誠実に耳を傾けなければなりません。

そして、政治には理想、すなわち「めざすべき共通の夢」というものがなくてはならないのだと思います。

2017年10月の第48回衆議院議員総選挙は、森友学園・加計学園問題隠しのための大義なき解散でした。そして、その中で民進党が分断させられるという予想だにしない展開となりました。

私自身は、自民党に対する対抗軸をしっかり持ったリベラルな政党をつくっていかねばならないと、「立憲民主党」結成に加わりました。厳しい選挙でしたが、多くの方の後押しで、8期目の当選を果たさせていただくとともに、立憲民主党は少数ではありますが、野党第一党に押し上げていただきました。

2020年8月、7年半におよぶ長期政権を維持した安倍晋三総理大臣は、新型コロナウイルス対策で成果を出せない中、突然辞意を表明し、後継総理となった菅義偉総理はコロナ禍での東京オリンピック・パラリンピックを強行したものの、わずか1年で退陣に追い込まれました。2021年10月4日に就任した岸田文雄総理は、史上二度目となる衆議院の任期満了選挙を選択せずに、10月14日にあえて衆議院を解散しました。これにより、現行憲法下で初めて衆議院議員の任期満了日(10月21日)よりもあとの10月31日が投票日となる第49回衆議院議員総選挙が行われ、私は9期目の当選を果たしましたが、立憲民主党は公示前の109議席から96議席と減らし、枝野幸男代表が辞意を表明し、11月の党代表選挙で泉健太衆議院議員が党代表となりました。なお、近藤昭一は、逢坂誠二さんを推して代表選挙を戦いました。

2009年の歴史的な民主党への政権交代から3年4ヶ月で自民党政権にもどり、自民一強体制に加え、2023年4月の衆参補欠選挙後は維新の会が政党支持率で立憲民主党を上回るという厳しい状況にありますが、原発を60年超えてでも運転できるようにするGX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法や難民申請中でも本国に強制送還する入管法改悪、これまでの安全保障政策を大きく転換させ、5年間で防衛費を従来の1.5倍の43兆円にするための防衛財源確保法等や健康保険証を廃止してマイナ保健証を強要するなど、現政権は問題だらけです。近藤昭一は、こうした問題にはハッキリとNOを言い、普通に働いた賃金で家庭がもてる社会、ひとり親家庭が困らない社会制度、セクハラ・パワハラを許さない社会など、進めるべきことは多くの皆さんの意見を聞きながら、一緒に進めたいと思っています。
私たち立憲民主党が目指すのは、一人ひとりを大切にする「ともに生きる社会」であり、誰をもおきざりにしない「あたたかい社会」です。どんなに経済のパイが大きくなっても、人を豊かにしないのでは意味がありません。

私たちが税を払うのは、豊かな生活のために、個人で実現できないものをつくるためであり、道路などの社会インフラ建設を進め、社会保障制度等の仕組みの整備する「社会的共通資本」のためです。そして、今求められているのは、生活に密着した社会的共通資本の整備です。先進諸国の中でも、子育て・教育支援、医療・年金・介護を含む社会保障費への配分の少ない日本の予算構造を変えることです。
私たちは、ずっとそのことを目標とし、民主党政権では子ども手当、高校無償化は実現しました。これらの政策は、自民党政権の政策にも大きな影響を与えました。しかし、それらはまだ一部であり、道半ばです。もう一度政権交代が必要です。

問題にはハッキリとNOと言い続け、進めるべきことを皆さんと一緒に進め、「草の根民主主義」で「まっとうな政治」を実現するため頑張ってまいります。

(2023年7月記)

  

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