第215回国会 衆議院 環境委員会 第1号 令和6年11月14日
これより会議を開きます。
この際、一言御挨拶を申し上げます。
この度、環境委員長に就任いたしました近藤昭一でございます。
環境問題については、地球温暖化対策、生物多様性の保全、循環型社会の形成、自然環境の保護、公害の防止などの課題が山積しております。
特に、気候変動、生物多様性の損失、汚染によって、我々が生きていくための基盤となる豊かな環境や生態系が損なわれ、国民一人一人の暮らしが脅かされております。
環境問題は、経済や社会における課題と複雑に絡み合っています。我々は、環境保全とともに、それを通じた安全、安心かつ健康で心豊かな暮らしを実現するために、大局的見地に立って議論を進めていく必要があります。
それと同時に、東日本大震災、原発事故における放射性物質による汚染からの環境再生や、能登半島地震及び同地域の大雨災害により発生した災害廃棄物の迅速な処理といった目の前の一つ一つの課題についても、我々は真摯に取り組まなければなりません。
このような状況の下、当委員会に課せられた使命は誠に重大であります。
委員長といたしましては、その責務の重大さを十分認識し、委員各位の御指導と御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
○近藤委員長
これより理事の互選を行います。
理事の員数は八名とし、その選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○近藤委員長
御異議なしと認めます。
それでは、理事に
石原 宏高君 中谷 真一君
堀内 詔子君 阿部 知子君
松木けんこう君 森田 俊和君
空本 誠喜君 及び 仙田 晃宏君
を指名いたします。
○近藤委員長
この際、御報告申し上げます。
お手元に配付してありますとおり、本会期中、当委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は九件であります。
○近藤委員長
次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
環境の基本施策に関する件
地球温暖化の防止及び脱炭素社会の構築に関する件
循環型社会の形成に関する件
自然環境の保護及び生物多様性の確保に関する件
公害の防止及び健康被害の救済に関する件
原子力の規制に関する件
公害紛争の処理に関する件
以上の各件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○近藤委員長
御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣の承認申請を行うこととし、派遣の目的、派遣委員、派遣期間、派遣地その他所要の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○近藤委員長
御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中、委員会において、参考人の出席を求め、意見を聴取する必要が生じました場合には、参考人の出席を求めることとし、その人選及び日時等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○近藤委員長
御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
本日は、これにて散会いたします。
午後零時四分散会