近藤昭一氏の提案するコロナ対策8項目
- 1. 無症状者の定期的検査、特に社会的サービス提供者や、学校、職場、感染集積地域での定期的検査
- 2. いつでも、どこでも、誰でも、無料で検査の受けられる体制
- 3. 陽性になっても差別されない、収入が保証される体制
- 4. 隔離の場と早期に診断、治療に繋ぐ体制を保障
- 5. 早期の治療で重症化を防ぐ体制
- 6. ワクチンのみに頼るのではなく、治療薬の開発と早期承認
- 7. 検疫の強化による、変異株対策の徹底
- 8. 経済的損失に対するきちんとした補償
① 必要かつ十分な追加経済支援と集中的な人流抑制
- 低所得世帯や収入が大幅に減収した世帯等に1人10万円給付
- 低所得の子育て世帯に対して児童1人あたり5万円の特別給付金等の再給付
- 新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の申請要件緩和
- 新たな持続化給付金の給付、家賃支援給付金の再給付
- 感染拡大地域における、経済的支援を前提とした休業等要請
② 「救えるはずの命を救う」ための医療・保健所の体制整備
- 自己負担なしで検査を受けられる体制の確保 社会的予防検査の拡充
- 臨時の医療・宿泊療養施設の設置促進
- 一定の有用性が示されているイベルメクチンなど既存薬の緊急使用を可能にする制度導入
- 「カクテル療法」の早期適応と重症化予防
- 宿泊施設や自宅で療養する患者の急激な容体悪化に即応できる体制整備
- 医療従事者確保のための特別就労支援金、新型コロナ患者に対応している医療従事者等に慰労金を支給
- 新型コロナ患者受け入れ医療機関に対する減収分と負担増分の全額事前包括払い
- 下水のコロナ検査など積極的疫学調査体制の強化
③ 子どもと親の命と健康を守るための措置
- 休校や学級閉鎖に関するガイドラインを国が作成しつつ、各地教委等が臨時休校等を判断
- 教職員への迅速なPCR検査とワクチン接種
- 休校や学級閉鎖に伴う進級・進学等に不利益が生じないよう配慮
- リモートやハイブリッド型授業のための支援
- 分散学習に伴う学習指導員の増強
- 休校措置を行う場合の保護者への学校等休業助成金・支援金を給付
- 給食など昼食の提供体制構築
- 子どもの心や体調の変化などを早期に把握し対処できる体制の強化
- 子どもの居場所づくりと感染防止策の徹底
- 学校などでのクラスター防止のための子どもたちへの定期的PCR検査
④ 検疫体制の強化、変異株対策の徹底
⑤ その他、中長期で充実させなければならないこと
- 水道費・光熱費の減免、文化芸術関連補償、社会保険料負担軽減、最低賃金引き上げ、農家の個別保障